宮崎駿監督の傑作冒険ファンタジーアニメ「崖の上のポニョ」が6日、日本テレビ系「金曜ロードショー」(午後9時)で放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまで5度放送され2010年2月の初放送では29・8%を記録していた。個人平均視聴率は5・7%だった。

同系の2週連続ジブリの第2弾として放送され、第1弾の「魔女の宅急便」は平均世帯視聴率10・1%(関東地区)だった。

あらすじは、崖の上の一軒家に住む5歳の男の子・宗介はある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。ジャムの瓶から出られず困っていたところを宗介が助けてくれたのをきっかけに2人は仲良くなる。しかしポニョは、かつて人間を辞め海の住人となった父・フジモトによって海の中へと連れ戻されてしまう。「人間になりたい」と願うポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指すが…

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(2010年2月5日)29・8%

・2回目(2012年8月24日)16・4%

・3回目(2015年2月13日)15・2%

・4回目(2017年9月22日)11・3%

・5回目(2019年8月23日)12・5%

・6回目(2022年5月6日)8・6%