【ロードアイランド州プロビデンス8日(日本時間9日)発】WWE「レッスルマニア(WM)・バックラッシュ」で、エッジ(48)が謎の覆面の介入により、AJスタイルズ(44)を返り討ちにした。

 4月の祭典WMでの一騎打ちでは、すっかり〝闇落ち〟したエッジがダミアン・プリーストのアシストを得て勝利。再戦ではそのプリーストのリングサイド侵入が禁止となり、リング上ではベテラン同士で一進一退の攻防を繰り広げた。

 エッジはAJに片腕のスタイルズクラッシュを決められピンチとなると、プリーストが花道に登場。ここでAJと合体したフィン・ベイラーが姿を現し、乱闘になった。

 その隙にAJがフェノメナール・フォアアームを狙い、コーナー最上段に上がった。すると、どこからともなく全身ブラックの覆面が出現。顔をすっぽり黒フードで包み込み、まるで米大物ラッパー、カニエ・ウェストのような黒装束だ。カニエ風の覆面はAJの腕を引っ張り、コーナーから転落させた。

 リング内に落ちてきたAJを、エッジがタイミングよくクロスフェースで捕獲。腕を決めた状態で顔面締めからスリーパーに移行し、最後はAJを絞め落としてみせた。

 これでエッジはAJに連勝。試合後には、カニエ風の覆面がリングに上がり、エッジの前でひざまずいた。エッジは両手を上げて歓迎すると、覆面がフードを脱いだ。その正体は…元ロウ女子王者のリア・リプリーだ。エッジは笑顔のリアとともに両腕を上げて勝利をアピール。プリーストに続き実力者のリアまでメンバーとなり、エッジの〝闇落ち軍団〟は勢いを増すばかりだ。