この調子で大丈夫? サイバーファイトに属する4団体による合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の全カード発表会見が行われ、対抗戦で激突する丸藤正道(42)率いるノア勢との対抗戦に臨むDDT勢(遠藤哲哉、秋山準、樋口和貞)が不安を露呈した。

 対抗戦に向け、DDTはバーニングの遠藤、秋山とイラプションの樋口がユニットの壁を越えてトリオを結成した。しかし丸藤を中心に一枚岩のノア勢に対し、DDT勢は一番若い樋口が冒頭から「なんでこの2人と組まないといけないのかという気持ちはありますが、組んだからには自分は自分でノアを倒しにいくので付き合ってもらえたら」と不機嫌そうに話し出してしまう。

 秋山が「ダメだよ、それじゃ。DDTとして、ノアの象徴・丸藤選手が出てきてるんだから、3人そろって丸藤を倒す。分かった? お前がそうだったら小峠くらいにしか勝てないだろ?」とたしなめるも樋口は効く耳を持たず。

 この様子に丸藤から「一安心ですね。僕らの勝ちですね」とまで言われてしまい、チームを引っ張るべきKO―D無差別級王者の遠藤は「樋口は頭が固いところがあるので。どうしましょうかね。ちょっとずつ、プライベートとか、仲を距離を縮めていきたいと思います」と頭を抱えた。果たしてここからチームの絆を深められるのか。