サイバーファイトに属する4団体による合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の全カード発表会見が行われ、メインでノアのGHCヘビー級王者・潮崎豪(40)に挑戦する新日本プロレスの小島聡(51)が意気込みを語った。

 4月30日の両国大会で「史上最大のX」の触れ込みでノアに上陸した小島。その日のメイン後に潮崎への挑戦を表明し、サイバーファイトフェスでのタイトル戦が決まった。試合に向けて「様々な偶然が重なり、GHCのヘビー級のチャンピオンに挑戦することになりました。ですが、GHCのヘビー級チャンピオンになるのは、必然です」と必勝を期す。

 そして「31年目、こういう舞台を与えてもらえることに感謝をしながら、精いっぱい力の限りに戦いたいと思います。とにかく元気よく明るくやってきたプロレスを信じて、ベルトを取りたいです」。潮崎に勝てば、新日本のIWGPヘビー級、全日本の3冠ヘビー級に続き主要3団体王座を戴冠する「グランドスラム」達成となるが「ベルトに対しての思い入れはもちろんあります。2度チャレンジしてとれなかったベルトでもありますし、いろんな思いを持って臨みたいです」と腕をぶした。

 一方、大舞台で外敵を迎え撃つ潮崎は「メインで挑戦者・小島聡を倒して、GHCヘビー級のベルトを防衛します。そのことしか考えていないです。GHCヘビー級チャンピオンとしてメインを飾って、自分が締めくくりたい」と話した。最後に立っているのは、果たして―。