女優・原日出子（６２）が１０日、夫で俳優・渡辺裕之さん（享年６６）の死去を受け、所属事務所のホームページにコメントを発表した。

　原の所属事務所「アルファエージェンシー」の公式ホームページ上には、「本日、故渡辺裕之氏の近親者による密葬を終え、荼毘にふされました事をご報告申し上げます」という文章が投稿された。

　続けて、原からのコメントを掲載。「急すぎる別れから一週間、とても心の整理も出来ませんし、語る言葉も見つかりません。『何故…』は、きっと誰にもわからないと思います」とつづられている。

　生前の渡辺さんの状態については「ただ、コロナの最初の自粛の頃から、人一倍家族思いで心配性な夫は、先行きの不安を口に出すようになり、考え込むことが多くなりました。何事にもストイックで、一生懸命で、手を抜くことをしない人でした」と言及。

　掲載された原のコメントには、渡辺さんが不眠になり、自律神経失調症と診断され、一時は薬を服用していたとも記載されている。

　また、亡くなる前日の渡辺さんについては「楽しみにしていたゴルフ番組の収録に向けて、久しぶりに元気に動き回り準備をしていました。治療の甲斐もあったのかと安堵していたところでした」と述べている。