Jリーグは10日、「2022Jリーグシャレン! アウォーズ」をオンラインで開催して各賞を発表した。

 Jリーグ全58クラブによるホームタウン・社会連携活動を「シャレン!」と称し、その活動を表彰するのが同アウォーズだ。

 今回が3回目の開催で、ソーシャルチャレンジャー賞には盛岡の「ゴミで繋ぐ未来へのパス、グルージャごみゼロPJ」、FC琉球の「FC琉球県産品&子ども応援プロジェクト」が選出。パブリック賞には、松本山雅の「スタジアムトイレに生理用品の設置と生理への理解」、神戸の「神戸市新型コロナワクチン接種会場の運営協力活動」が選ばれた。

 また、メディア賞には富山の「Be supporters! サポーターになろう!」、鳥取の「サッカーだけじゃない、地域で共創する夜のスタジアム」がそれぞれ表彰された。

 現役時代に社会貢献活動を積極的に行ってきた憲剛氏は「地域にあるクラブが活動することで、何かしたくてもできなかったという人がそこに向かって微力でも支えたいという気持ちを拾ってあげることができる。地域がそこで元気になる」と意義を強調。さまざまな取り組みを実施している各クラブにも「本当に地域課題の解決、子どもたちの心身の発育、それ以外にも多くの地域活性化に各クラブが貢献して頂いている」と感謝の思いを熱弁した。

 今後も「シャレン!」への注目度は高まっていきそうだ。