日本代表MF久保建英(20)の所属するスペイン1部マジョルカがFWフェルナンド・ニーニョ(21)をチームから追放したと同国紙「Diario de Mallorca」が伝えた。

 同1部ビリャレアルから今季レンタルで加入しているニーニョは、ここまで23試合(先発9)で2得点をマークしているが、同紙によると、7日にホームのグラナダ戦に2―6と敗れた試合後にパーティーをしていたことが発覚。元日本代表指揮官ハビエル・アギーレ監督の信頼を失ったため「チームから追放された」という。

 すでに11日(日本時間12日)のセビリア戦のメンバーからも外れている。コーチを務めるトニ・アモール氏はニーニョについて「汚れたボロキレは洗わなければなりません」とし「今は時間をムダにする時ではないと思います。セビリア戦に集中しなければなりません」とコメントし、スポーツ・ディレクターのパブロ・オルテルス氏も「彼らはプロであり自己管理する必要がある。試合をするだけではなく他にも多くのことが関係している」と断罪した。

 マジョルカはリーグ降格圏となる18位に低迷しており、残り3試合で1部残留を目指しているが、ニーニョの追放により同世代で親交の深かった久保も改めて気を引き締めたはずだ。