演歌歌手・田川寿美が11日、東京・花園神社で昨年リリースした30周年記念シングル「雨あがり」にヒット御礼詣でを行った。

 昨年、デビュー30周年の節目の年を迎えた田川。記念シングルの「雨あがり」も「今年に入ってから、みんなが動き出したことに比例して動き始めた。『虹は 天使の 贈り物』という歌詞があるんですけど、ロマンチックな詞がいいみたい」とヒットの要因を語った。

 御礼詣での後には神楽殿で歌を奉納。「神楽殿で歌ったのは、『女人高野』を出したとき以来。新鮮ですね」と笑みを見せた。

 コロナ禍では子供の通う小学校でPTA活動もしていた田川。「子供を育てながら仕事をしている同世代の女性が多くて、話していると元気をもらう。航空関係だったりして異業種ですけど、出来るだけコミュニケーションを取るようにしている。視野が広がった感じです」と私生活での充実ぶりもうかがわせた。

 また、7月には新曲「白秋」のリリースが決定。「真実の愛に気づく大人のラブストーリーで、年齢的にも等身大の歌です。自分の洋服を着ている感覚というか、自分の歌だなって感じる。こういう感覚はあるようでないので、楽しみです」と目を輝かせた。