アニメ「名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）」主題歌アーティスト・スペシャルミニライブが、5月8日、神奈川県海老名市のビナウォークにて開催された。

アニメのオープニング主題歌を歌うRAKURAと、エンディング主題歌を歌うRainy。のほか、この日は主人公・安室透も駆けつけ、多くの観客が集まったゴールデンウィーク最終日のステージを盛り上げた。

12時と15時から、2部制で開催されたこのイベントだが、どちらも優先スペースを目指して待機列ができる人気ぶり。神奈川の地元ラジオ局であるFMヨコハマのDJ・鈴木まひるがMCを務め、まずは、名探偵コナンの大人気キャラクターであり、アニメ「名探偵コナン ゼロの日常」の主人公でもある安室透が登場。

安室ファン待望の写真タイムで盛り上がった後には、劇場版も大ヒット公開中の「名探偵コナン」より、江戸川コナンくんの応援コメントが届けられた。全世代が聴き馴染みのあるコナンくんの声に、ステージ周辺で遊んでいた子供たちや、食事・ショッピングに訪れたカップルや家族連れが引き寄せられるように集まり、改めて名探偵コナンの圧倒的な人気を感じさせるシーンとなった。

安室透の登場とコナンくんの応援コメントにより温められたステージには、アニメ「名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）」のオープニング主題歌「Shooting Star」を歌うRAKURAが登場。

「ジャジーでリズミカルな踊れる曲です！是非みなさん体を揺らして楽しんでください」とのMCの後、会場に鳴り響く「Shooting Star」の印象的なイントロ。まさにトリプルフェイス安室透の忙しない日常を表したスウィングジャズナンバーに集まった観客の体も自然と揺れ表情も綻んだ。踊るようなブラスに彼女のファンキーソウルな歌声と観客の手拍子が重なり、一体感を生んだ会場はライブハウスさながらの雰囲気に。そして「主人公安室透の心情に寄り添って楽曲を作りました。大好きなアニメ作品のOP主題歌を歌えて、こんな素敵なイベントに立たせてもらえて幸せです」と締めくくった。

さらに、先日リリースしたばかりの1st Album「tint」から、彼女のデビュー曲「Unforgiven」やネオソウルナンバー「We Fallin'」、70'sディスコソングをイメージした「BIG FLEX」、“新宿駅東口の巨大猫”のテーマソング「Shinjuku no Nekomae」など、この日は全6曲を披露。

そして、次に呼び込まれたのは、アニメ「名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）」のエンディング主題歌を歌うRainy。（レイニー）。まず1曲目に届けたのは、4月5日にリリースしたデビュー曲「Find the truth」。壮大なメロディーに透明感と力強さを兼ね備えた歌声に、歌い終わった彼女に大きな拍手が送られた。そして、アリアナ・グランデ「Break Free」のカバーをパワフルに歌唱した後のMCでは、「霧雨や霰など、種類の多い雨のように色んな姿で世界中の人を魅了したい」というRainy。の名前の由来を伝え、グローバルに活躍したいという誓いを元に、未発表の自身のオリジナル曲「All or Nothing」を英語ver.で初披露した。

最後にもう一度、改めて“安室透”を表した歌詞に注目して聴いてほしいと、アニメのエンディング主題歌である「Find the truth」を歌い、駆けつけたアニメファン、安室ファンから大きな拍手が送られた。

その後のトークでは、MCからRainy。が現在13歳ということを伝えられた観客が騒然とするシーンも。歌う姿とは対照的なフレッシュなMCで集まった人たちを魅了し、Rainy。にとって2度目のステージを終えた。

主題歌ライブの後には、安室透が再登場し、RAKURAとRainy。と共に3ショット撮影タイムも。1部2部ともに多くの人が集まり、イベント翌日に最終回放送を迎えたアニメ「名探偵コナン ゼロの日常（ティータイム）」の盛り上がりが伝わる熱いイベントとなった。

なお、アニメは現在Netflixで配信中。全世界配信も決定している。