契約とは一体――。ドラゴンゲート・11日の後楽園大会に、ノアを主戦場にしていた「ぺロス・デル・マール・デ・ハポン(PMJ)」のNOSAWA論外(45)と鈴木鼓太郎(43)が乱入した。

 論外と鼓太郎にEitaを加えたPMJの3人は、5日の名古屋大会でオープン・ザ・トライアングルゲート王座を獲得。この際に論外の口から、同日をもってノアとPMJの契約が満了したことが明かされていた。

 これが事実ならば無職に近い状態と推測される論外と鼓太郎は、この日の第4試合で行われた6人タッグ戦に突如介入。試合をぶち壊しにすると、斎藤了GMから「呼んでませんけど!」と激怒される。そして「もしかして職場探しですか?」と聞かれうなずくも「だったらもっと違う乱入の仕方があったでしょ?」と説教を食らった。

 仕事を得たいのか2人は素直に正座。するとその殊勝な態度に折れた斎藤GMから急きょ試合をするよう命じられ、土井成樹、ミノリータ組と対戦することになった。

 試合は一進一退の攻防になったが、ベテランコンビはさすがの動きで相手を翻ろう。最後は鼓太郎がブルーディスティニーでミノリータを沈めた。

 すると試合後、論外が早速「GM! 次の試合はいつですか?」と〝就職活動〟を開始。嫌がる斎藤GMを説き伏せ、岐阜・多治見市産業文化センター大会(14日)への出場の約束を取り付けた。だがその日はノアの横浜ラジアントホール大会も予定されており、斎藤GMは最後までいぶかしがっていたが果たして…。なお、ノアとの契約について論外は「契約のことだから言えないんだ。機密保持があるから。もう少し待ってくれ」と話した。

 また続く試合でシングルトーナメント「KING OF GATE2022」の1回戦が行われ、PMJのEitaが出場。しかしシュン・スカイウォーカーに丸め込まれ、まさかの敗退となった。