浜松オートのGI「開場66周年記念ゴールデンレース」は13日、準々決勝戦を行った。

 この日も雨が降り湿走路に。その5Rで好走し準決勝戦に進んだのが森谷隼人(41=川口)。好スタートで1コーナー先手を取り主導権を奪取。斎藤撤二(44=川口)の猛追を振り切った。「篠崎(実)さんより先に行けたのが良かったし大きい」とナイススタートを振り返った。

 2日目は斑走路で1着。「結果が出ているしいい。晴れ用に少し調整してタイヤも2日目ので。あとはスタート行くだけ」と再度、速攻展開に持ち込むつもりだ。

 GIで連日、勝ち上がり2人の狭き門を白星で突破し「うれしいですね」と満面の笑みを見せる。「黒岩(明)さんが亡くなって、整備の相談はできないけど、これまで言われたことはキッチリやっているつもり。結果が出せているのはいいと思う」。天国にいる先輩から教わったことを生かし、準決勝戦も勝つつもりだ。