女子プロレス「スターダム」の〝お騒がせ女〟ことジュリア(28)率いる「ドンナ・デル・モンド(DDM)」とデスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」の抗争がついに他ユニットに〝延焼〟した。

 若手主体興行「NEW BLOOD」13日のニューピアホール大会で、DDMの桜井まい(31)とプロミネンスの鈴季すずが対戦。試合は対外試合らしい緊張感に包まれ、鈴季が桜井の師匠でセコンドのジュリアにつかみかかろうとする一幕もあった。試合は食い下がる桜井に意外な苦戦を強いられた鈴季が、試合時間が残り3分を切ったところで一気に攻め込み、必殺のジャーマンスープレックスで3カウントを奪った。

 試合後、ジュリアの首を狙う鈴季は28日の東京・大田区総合体育館に「乗り込んじゃおうかな?」。だがすでに同大会でのゴッデス王座戦が決まっていることを盾に対戦を拒否されると「じゃあスターダムのほかのヤツらをいたぶるのも面白いかな」と話した。

 これに応じたのがコズミック・エンジェルズの月山和香で白川未奈、ウナギ・サヤカと共に迎撃を宣言だ。鈴季もこれに「いい度胸してんじゃねえか」と呼応し対戦が決定的になった。このまま抗争はスターダム全体を巻き込むものとなるのか。