エンゼルスの大谷翔平投手(27)は14日(日本時間15日)に敵地オークランドでのアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合に「3番・DH」で先発出場し、5回にメジャー通算100号となる2ランを放った日本選手では松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に続き3人目。

 打った瞬間だった。ウォード、トラウトの連続二塁打で6―1となった5回無死二塁だった。相手先発の新人右腕オラーの初球、92・8マイル(約149キロ)のほぼ真ん中のシンカーをジャストミート。角度22、打球速度110・1マイル(約177キロ)の光速ライナーで中堅へ。中堅手は一歩も動かず見送るだけ。そのまま中堅席へ突き刺さった。打球飛距離418フィート(約127メートル)の特大弾。5試合ぶりの7号2ランは日本選手3人目の通算100本塁打だ。459試合、1757打席目での達成は日本選手最速。エンゼルスベンチも大騒ぎだ。


 初回一死一塁はカウント1―1から外角低めチェンジアップにタイミングを外され、遊ゴロ併殺打に倒れた。5―1の3回先頭はカウント1―2からの5球目、外角低めスライダーに体勢を崩されて三ゴロだった。