人気アイドルグループ「乃木坂46」が15日、神奈川・横浜の日産スタジアムでメジャーデビュー10周年を記念したバースデーライブを開催。18曲目「しあわせの保護色」と19曲目「シンクロニシティ」では、2020年10月に卒業した〝絶対的エース〟白石麻衣(29)がセンターとして歌唱した。

 20年3月発売の「しあわせの保護色」が、アイドルとしてラストシングルとなった白石。自身が単独センターを務めたシングル「シンクロニシティ」の2曲を、ステージ中央を楽しんだ。

 自身の卒業コンサート以来、約1年6か月ぶりの出演。歌唱後、秋元真夏や樋口日奈ら1期生に「まいやーん!」と抱きつかれると、白石は現役時代と変わらぬ優しい笑顔で「久しぶりだね。すっごく広くてビックリしてる!」と7万人の観客を前に目をぱちくり。

 自身の卒業コンサートは新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期、その後に有観客開催を断念して配信ライブとなった経緯があるだけに「有観客も久しぶり。ファンの皆さんと久しぶりに会えてうれしいです」と声を弾ませた。

 ライブで緊張しない白石だったが、日産スタジアムの大舞台は特別なようで「すごい緊張しちゃって…」と苦笑い。それでも「みんなで久しぶりにパフォーマンスできてうれしかった」と笑顔を見せた。

 25曲目では、昨年末にグループを卒業した1期生の生田絵梨花(25)もサプライズ登場。自身のセンター曲「最後のTight Hug」をメンバーと披露した。

 2012年2月22日に「ぐるぐるカーテン」でデビューした乃木坂46。毎年2月にバースデーライブを行ってきたが、今年で10回目を迎え、前日14日と合わせグループ史上最大規模となる日産スタジアムで開催。1期生から5期生までの現役メンバー44人と卒業生5人が出演し、各日7万人、計14万人を動員した。