スペイン1部バルセロナでたび重なる問題行動を起こしてきたフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(25)が、まさかのモテモテぶりとなっている。

 日本人に対する侮蔑発言や遅刻などの規律違反で注目を集めてきたデンベレ。一時は構想外となりつつあったが、今季途中にシャビ監督が就任以降は出場機会が増えている。それでもリーグ戦ではわずか1ゴールにとどまっているが、名だたる強豪クラブが続々と獲得に乗り出している。

 これまでフランス1部パリ・サンジェルマンが獲得に本腰を入れているが、スペインメディア「フィチャージェスネット」は「バイエルン・ミュンヘンは今夏にFWセルジュ・ニャブリとFWロベルト・レバンドフスキを同時に失う可能性がある。このような状況を踏まえ、デンベレをフリーエージェントで獲得するという重要なオファーを考えている」とドイツの名門も名乗りを上げたと報じた。

「バイエルンからのオファーは、彼が重要なクラブに行き、彼が輝く作品になる機会があることを考えると、情勢を変える可能性がある」と指摘。デンベレと相思相愛で、一気に獲得交渉が進展する可能性が出てきた。

 デンベレを巡ってビッグクラブの間で争奪戦が繰り広げられるのか。その去就が注目される。