テレビ朝日の玉川徹氏が17日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。山口県阿武町の4630万円の誤送金問題について持論を述べた。

 阿武町は新型コロナウイルスの臨時特別給付金として男性(24)に間違って4630万円を送金していたが、男性から返金されず問題となっていた。16日には男性の弁護士が会見し、「返還が難しい」と語っていた。

 玉川氏は「一番の疑問は本当に使ったんですかということ。使っちゃうと罪に問われる可能性が高いことは本人も分かっている。罪に問われることと、何週間かの間で例えばギャンブル含めて溶かすような形でお金を使うこととペイしますかね。これからの人生考えると」と返金しないことのリスクが大きいと指摘した。

 続けて、「むしろどこかに隠すとか、誰かに預けるとかして、甘んじて刑務所に行きますと。その代わり出てきたら自由に使えるという見込みを立てているならまだ分かる」と見解を披露。「どこかにあるんじゃないか。僕はその可能性があると思う。まだ罪が軽くなる余地があるので返した方がいいと言いたいですね」と呼び掛けた。