1960年代から「ギターの神様」と呼ばれている英国の名ギタリスト、エリック・クラプトンが、新型コロナウイルスに感染したことを16日(日本時間17日)日、自身の公式サイトで発表した。

 クラプトンは7日と8日のロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート最終日後に新型コロナの検査を受けたところ陽性反応が出た。公式サイトでは「医療アドバイザーからは、あまりに早くツアーや演奏を再開すると、完全な回復が遅れる可能性があると言われている」と慎重な姿勢を見せている。

 同時に「バンドやクルー、プロモーター、そのスタッフ、そしてもちろんファンの皆さんに感染が広がることを避けたいという思いもあります」という考えから、5月17日のチューリッヒ、18日のミラノ公演も延期とすることを発表した、ツアー再開については5月20日、21日のボローニャ公演からになる模様だ。

 クラプトンは「とても悔やまれますが、今週中には十分に回復して、予定されている残りの公演を行うことができるようになることを強く望んでいます」としている。また2公演の延期と同時に9月の北米ツアー開催も発表された。