空手家でタレントの角田信朗(61)が17日、日刊スポーツ新聞社(大阪市北区)を訪れ、8月28日に函館で開催される「第34回日本マスターズボディビル選手権大会」への出場を宣言した。

還暦を迎え昨年9月同大会60歳以上級で銅メダルを獲得。そこから「少しでもまだ上を目指せるのであれば、より高いものを目指して頑張ろう」と決意。「退路を断つという意味でも大会の存在が今の僕の人生の中で大きなモチベーションのひとつとなっている」と2週間前から減量も開始している。

前大会で頼んだ管理栄養士にも引き続き指導を受け、筋肉を肥大させるところから減量モードの食事に入った。ただ上は目指しつつも「リスペクトしている」と話す前大会覇者の難波文義さん(66)から、角田のトレーニングをSNSでみて「夜眠れなかった、脅威だった」との言葉をもらったと明かし「戦々恐々とする存在であれば良いんじゃないのかな、その結果順位がついてくればそれに越したことはない」との思いも口にした。

ボディビルの大会に出場することを「自分を追い込んで、律していくひとつの『新たなリング』」と捉える角田。仕上がった姿で8月のリングに上がる日が待ち遠しい。