今夏の参院選東京選挙区(改選6)で自民党の公認を受けて立候補するアイドルグループ「おニャン子クラブ」元メンバーで女優の生稲晃子氏(54)が17日、参院選に向けて都内ホテルで行われた自民党「清和政策研究会との親睦の集い」に出席した。

 同研究会は安倍晋三元首相が会長を務める党内最大の派閥。この日、会場には別室を入れて2800人の支援者たちが集まった。

 生稲氏は同研究会に所属の国会議員たちを前に、参院選で改選を迎える候補者たちとともに紹介された。

 マイクを握った生稲氏は「私は10代で〝おニャン子クラブ〟に入りまして、その後は俳優やコメンテーターとして活動してまいりました」とあいさつ。政界進出については「乳がんを経験して、その安倍晋三先生のもと働き方改革実現会議に民間議員として選んでもらい、さまざまな発言をしてきました。それを見てくれた世耕弘成先生から(立候補の)お話をいただきましてチャレンジを決意しました」と説明した。

 東京選挙区は立憲民主党の蓮舫氏、都民ファーストの会・荒木千陽氏などが立候補を表明している激戦区だ。

 生稲氏は「(東京選挙区の)中川まさはる先生の後継者と言ってもらえるように一生懸命に頑張ってまいります」と意気込みを語った。