歌手の田原俊彦が6月22日にリリースする通算78枚目のシングル「ロマンティストでいいじゃない」の内容が発表された。

 1980年「哀愁でいと」でのデビュー以来、コンスタントに毎年新曲をリリースしてきた田原。新曲は豪華絢爛なサウンドに乗せて大人の余裕が醸し出すロマンティック・ワンダーランドが広がり、まるで往年の米国歌手、フランク・シナトラやサミー・デイヴィスJr.を思わせるようなトラディショナル・ポップスに仕上がっている。

 ミュージックビデオでは豪華なヨーロッパのキャッスルのような中で縦横無尽にパフォーマンスしている。スタートから終わりまで1カメ、ノーカットで撮影されたもので、通算10回以上にも及ぶリハーサルの上、計算されながらも絶妙なアドリブを交えながら撮影された。

 ワイドパンツに、ボルサリーノハットを小粋にかぶり、館の中を遊び尽くす田原の姿が印象的なミュージックビデオ。間奏で披露するタップダンスもトップエンターティナーの面目躍如たるものがある。数々の生放送音楽番組でも伝説を作ってきた本番に強いスーパースター田原にしかできないパフォーマンスが収められている。

 シングル発売直後の6月26日には、東京・豊洲PITで1回限りの「ニューシングル リリースパーティ2022」も開催される。その後、7月16日の群馬県伊勢崎市文化会館を皮切りに全国20か所で開催されるツアー「TOSHIHIKO TAHARA DOUBLE‘T’TOUR 2022 Romanticist」も発表されている。

 田原は「新曲『ロマンティストでいいじゃない』はとてもゴージャスなブロードウェイ・ジャズな雰囲気の曲になりました。今年はちょっと大人でオシャレに暴れてみたいなと思ってます。ヨロシク!!」とコメントを寄せている。