教育評論家の尾木直樹氏が17日、自身のブログで山口県阿武町の4630万円誤送金問題に自身の見解を語った。

 4月に山口県阿武町が新型コロナウイルスの臨時特別給付金として間違って4630万円を24歳の男性に送金。町が返金を求めるも、男性は応じず、この日「ネットカジノですべて使った」と説明していることが明らかとなった。

 尾木氏はこの問題に「なんとも情け無い話です」とバッサリ。

 続けて「サイフや大切な品物をなくしてもほとんどが交番に届けられる日本国民の社会的モラルの高さ これは国際的にも高く評価されています」とし「今回の件はこれを真正面から裏切るひどい仕打ちではないでしょうか?」とつづった。

 その上で「コロナやロシアの暴挙で良心をなくしたのでしょうか! 残念でなりません!」と男性の態度に苦言を呈した。