イングランド・プレミアリーグのトットナムがドイツ1部Eフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(25)の獲得に動いていると、英メディア「HARD TACKLE」が報じた。

 42年ぶりに欧州リーグ(EL)を制したEフランクフルトの原動力となった鎌田はかねてステップアップ移籍がささやかれている中、同メディアは「トットナムはフランクフルトMFのパフォーマンスに感銘を受けたクラブの一つであり(スペイン1部)セビリアとともに鎌田を追跡している」と伝えている。

 その上で「彼は猛烈なパフォーマンスでトットナムの魅力的なターゲットになった」とし「最後の3分の1のところで多くのチャンスを生み出す彼の戦術的な能力は多くの人たちに評価されている。鎌田は尊敬する同郷の香川真司とスタイルが似ている。セカンドストライカーとしてもプレーできるので用途は広い」と指摘していた。

 鎌田とEフランクフルトの契約は2023年6月末まで。EL準々決勝ではバルセロナ(スペイン)撃破に貢献するなど5ゴールをマークし、評価も高まっている。同メディアは「25歳という年齢の選手の多様性を考えると、より信頼できるオプションになる可能性がある」としているが、鎌田は来季にどこへ向かうのだろうか。