木村拓哉(49)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9時)の第6話が19日に放送され、平均世帯視聴率が11・1%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・7%だった。

生きる希望を失った桐沢祥吾(木村)が、松葉台高校ボクシング部のコーチに就任したことで再生していくさまを描いた群像劇。

第6話では…。

宅配ピザのアルバイトをしている桐沢(木村)はある日、デリバリー先で言葉を失う。注文主の女性が亡くなったはずの最愛の妻・史織(波瑠)と同じ顔だったからだ。

一方、ボクシング部は関東大会に向け、練習に精を出していた。そんな中、パンチを当てないスパーリングをしている最中、部内一の実力を持つ1年生・西条桃介(村上虹郎)のパンチが、同じバンタム級の友部陸(佐久本宝)の目に当たってしまう。相変わらず生意気な西条は謝りつつも、ほかの部員から責められるや、ムキになって友部を見下す始末…。眼科の診察で目は無傷だったと判明しつつも、もともとボクシングには向いていないと自覚していた友部は意気消沈。西条と試合で当たったら確実に負ける、と涙ながらに吐露する友部を、桐沢は懸命に励ました。

その直後、桐沢とボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)、桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は会計時に思わず息をのむ。眼科で会計事務をしていたのは史織と同じ顔のあの女性だったのだ! 激しく動揺する桐沢。その姿を見た葵も静かに動揺。そんな葵にひそかに恋心を寄せていた甲斐もショックを受け…。

その矢先、ボクシング部に新たな試練が降りかかる。松葉台高の校長・大場麻琴(内田有紀)が勝手に強豪・京明高校ボクシング部との練習試合を取り付けてきたのだ! 「打倒・京明」という大目標を再び突きつけられ、大半の部員がビビる中、自信満々の西条。そんな彼らに対し、桐沢は出場メンバーをとんでもない方法で決めると言い出した。