内藤剛志主演のテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長　season6」（木曜午後8時）の第6話が19日に放送され、平均世帯視聴率が9・2％（関東地区）だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・2％だった。

警視庁の花形部署・捜査一課を舞台に、400人以上の精鋭刑事を統率するたたき上げの一課長・大岩純一（内藤）の熱き奮闘を描くミステリードラマ。

第6話では…。

“スーツが全然似合っていない遺体”が見つかった！　大岩課長（内藤）が臨場したところ、被害者は若い女性で、なぜかサイズの大きなメンズのスーツを着用していた。現場資料班刑事・平井真琴（斉藤由貴）は、被害者が外見と内面にギャップを持ち、自らを表現できずに悩んでいたのではないか…と直感した。

まもなく、被害者のスーツのポケットから、1枚の名刺とカードキーが見つかった。名刺にはフリーライターの七井路美（加藤小夏）と記されており、路美は正体を明かさずに飲食店を訪れては記事を書く覆面グルメライターらしいとわかる。1枚だけ所持していたということは、被害者は路美から名刺をもらったのだろうか。真琴は現場近くで路美らしき女性を見つけて直撃するが、サングラス姿の彼女は人違いだと言い張って…。

やがて、被害者の身元は先月退職した大阪府警の元刑事・諸星秋子（篠原真衣）と判明。退職する直前まで大阪で発生した個人投資家強盗未遂事件の捜査を担当していたとわかる。

一方、カードキーは現場近くにあるリサーチ会社のものと判明。防犯カメラ映像をチェックすると、事件の夜、秋子らしきスーツ姿の人物がカードキーを使って侵入し、その会社の社長・本庄忍（ハマカワフミエ）のデスクをあさっていたことが発覚する。いったい何を探していたのか!?　カードキーは契約ライター・片石耕哉（曽田陵介）に配布されたものであることも判明するが、片石は行方をくらましていて…。

そんな中、秋子の部屋を捜索した真琴は、秋子と日向石雄（石崎ひゅーい）のツーショット写真を発見する。日向は昨年、ある殺人事件で大岩課長たちが2度も事情を聴いた謎のミュージシャンだった。