DDTのカリスマ・佐々木大輔(36)が怒りの毒ガス発射だ。

 22日の後楽園ホール大会ではMJポー、KANONと組み、樋口和貞、坂口征夫、岡谷英樹組とのKO―D6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦に臨む。

 しかし、藤田ミノルの負傷欠場に伴う同王座の返上にいまだ納得していない佐々木は、不機嫌モード全開。本紙記者をファミレスに呼び出すと、すでにビールを3杯も注文しており「普通、(藤田の)診断結果とか出てから決まるもんだろ、返上って。ケガした直後に剥奪されるなんてあってたまるか。あれは今も俺たちのベルトなんだ。トーナメントの勝利の数も防衛回数に入れろ」とくだを巻いた。

 不満が止まらないカリスマは「というか、何で俺が『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)』に選ばれてないんだ。あんなに(エル)デスペラードが俺の名前を出してたのに…。まだ公式戦2試合とかだろ? 連敗スタートで諦めてるヤツいないのか? もしいたら代わって出てやるぞ」と他団体にまでイチャモンをつける始末。本気で新日本プロレスジュニアの祭典に出場するつもりだったのか…。

「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリナー)ではノア・拳王との一騎打ちも決まっているが「印象? ユーチューブがメチャメチャすべってる。以上。BOSJに優勝したら(新日本の)大阪城にも出ないと。本当にダブルヘッダーできるのかが問題だな」と好き勝手に発言。「辞退者が出るかもしれないし、とりあえず(BOSJ開催中の)青森に行ってくる」と言い残しJR中央線のホームへ消えた。