スペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、フランス代表FWキリアン・エムバペ(23=パリ・サンジェルマン)の来季加入はないとイレブンに伝えたという。欧州各メディアが、スペイン人ジャーナリストのギジェム・バラゲ氏のツイートを元に報じた。

 20日に行われたベティスとのリーグ最終戦後、ペレス会長はロッカールームを訪れ、イレブンにその事実を語ったという。バラゲ氏はツイッターに「フロレンティーノ・ペレスが今夜(20日夜)、ロッカールームで選手たちにエムバペは来ないと言ったと聞いたところだ。今後、本人はどんなことを言うのか聞いてみようか」と投稿。つまり6月で満了するパリSGとの契約を延長するわけだ。

 パリSGとの契約が切れるタイミングでマドリード行きというのは既定路線とされ、リーグ最終戦が行われる22日にも発表される見通しだった。しかし最近になってスペイン紙「マルカ」などが、事態急転の可能性もあり得ると伝えるなど、不穏なムードになり始めていた。ペレス会長の発言が真実なら電撃残留となるが、果たして…。