指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)が21日、初の沖縄公演となる「那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場」でツアーファイナルを迎えた。

 4月3日の北海道公演(苫小牧市民会館)を皮切りに、全国10都市18公演を駆け抜けた全国ツアー2022「どう考えても、君ってイコラブのこと好きじゃん」。沖縄公演は、新型コロナ感染予防対策を徹底の上、「昼の部」「夜の部」の2公演を開催した。

 大谷映美里がセンターを務める小悪魔でセクシーなダンスナンバー「Poison Girls」からライブはスタート。齊藤なぎさが「沖縄行くぞ~!」とあおれば、大谷も「ツアーファイナル公演、いきますよ~!」と呼びかけ、序盤から会場のボルテージは最高潮に盛り上がった。
 
 代表曲「ウィークエンドシトロン」、「ズルいよ ズルいね」をはじめ、先日ミュージックビデオが500万回再生を突破し、TikTokで話題の佐々木舞香センター曲「しゅきぴ」、「夏祭り恋慕う」ほか、MCなしで終盤まで19曲を畳みかけるように披露した。

 中盤では、マラソン好きの瀧脇笙古が今回の全国ツアーにちなみ、映像とともに北海道から沖縄まで走るドラマ演出も登場。2019年の東京マラソン(ジュニア&ユース女子の部)に出場し、タイム48分20秒で20位となった実績もあるだけに、瀧脇は「北海道から沖縄まで走り切ることができました!」とマラソンに絡めて〝ツアー完走〟を感謝した。

 本編ラストは「イコラブのこと好きになっちゃいましたか? 最後の最後まで盛り上がりましょう!」との齊藤なぎさのMCを挟み、「青春”サブリミナル“」で締めくくった。

 夜公演のアンコールでは、昨年10月に=LOVEと≠ME(ノットイコールミー)の2組で開催された合同フェス「イコノイフェス2021」が、今年は新たに誕生した第3のグループ「≒JOY」(ニアリーイコールジョイ)も参加。さらにスケールアップし、7月3日に「富士急ハイランド・コニファーフォレスト」で「イコノイジョイ2022」として、昼&夜の2公演で開催されることがサプライズ発表された。

 例年10月に開催されてきたが、今年は7月。昼公演は「ウォーターパーティー」、夜は「シャッフルパーティー」と題して行われる。

 リーダーの山本杏奈は「10月に行われていたイコノイフェスがリニューアルし、夏の7月にイコノイジョイ2022として開催されることが決まりました!」と報告。「ニアジョイちゃんとは初めて(の合同フェス)になる。ニアジョイちゃんが一番緊張してるんじゃないかな。合計35人になるのかな。35人みんなで盛り上げていきたいと思いますので、皆さん楽しみにしていてください!」と呼びかけた。