ミュージシャン細野晴臣(74)が新作のアルバムを準備していることを明かした。

21日、埼玉・所沢市の複合施設「ところざわサクラタウン」で、デビュー50周年記念展「細野観光 1969-2021」(6月26日まで)の開催を記念したドキュメンタリー映画上映会を行い「今、アルバムを準備しつつあるんですけど」と打ち明けて「自分は何をやりたいんだろうと。グローバルな波に乗っかってるような音はできないんで、非常にパーソナルな音楽を作っていくしかない」と説明。パーソナルな音楽を求める理由について「そういう音が、今、僕も聞きたい音なんですね。パーソナルの音っていうのは、必然的にそういうことになると思う」と話した。

上映したのは「NO SMOKING」(19年製作)と「SAYONARA AMERICA」(21年製作)の2作。「NO-」は幼少期の音楽との出会いから、バンド「はっぴいえんど」「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」での活動やソロの音楽活動を振り返りつつ近年の動きに密着した作品。「SAYONARA-」は19年に米国で初開催したソロライブのライブドキュメント。