TBSの安住紳一郎アナウンサー(48)が22日、同局ラジオ「日曜天国」(日曜午前10時)に出演。リスナーからの質問で「怒り」とどう付き合うか、アンガーマネジメントについて語った。

この日の放送ではリスナーから、反抗期の息子に対してアンガーマネジメントに取り組んでいる主婦のメールを紹介。「カッとしたときに6秒数えて怒りを抑えるのはなかなか難しい」との相談を受けた。

相談員として応じた安住アナは、美容家IKKO(60)から怒りを抑えるヒントがあることに触れた。「瞬間的に沸騰すると難しいですよね」と頭をひねりながら。新しい方法として、怒りを静める案を披露。「IKKOさんってよく『どんだけ~』って言いますが、あれは大きく息を吐いているから、その後に大きく息を吸わなければいけない」と持論を展開。「その間が5秒ぐらいある。『どんだけ~』『まぼろし~』とか言っているから、IKKOさんはアンガーマネジメントができている。だから(相手に)どんなことを言われても怒りにならない」と分析した。

質問した主婦に対して「自分で定型句、決めぜりふを決めて『どんだけ~』『おなじみの~』『ムスコ~』とか言うと一度落ち着くのではないか」と、IKKOの口調をモノマネしながら明るい家族生活を送るためのアドバイスを送った。

一方で「反抗期の息子さんにしてみたら『どんだけ~』とか言うお母さんですと、もっとやられてしまうかもしれないですかねえ」とリスクがあることも付け加えた。それでも「ひと言決めぜりふを言うことはアンガーマネジメントにつながるのでは」として、IKKOの対応力を1つの参考になることを紹介した。