自民党の河野太郎広報本部長が22日、参院選東京選挙区から出馬する朝日健太郎参院議員と都内で街頭演説を行った。

 日曜日の午後3時の原宿とあって、多くの若者が歩いていた。その様子に、街宣車の上でマイクを握る河野氏は「今日は本当に多くの方が街に出てくださっています。コロナが始まる前の状況にだいぶ近づいたんじゃないか。でも、まだ多くの方にマスクを付けていただいております」と述べた。

 1年前はワクチン担当大臣としてワクチンの接種を推し進めていた河野氏。「私はアトピーがひどいもんですから、夏の暑い時にはなるべくならマスクは外したい。夏になる前になんとかコロナを抑え込んで、マスクをしなくても日常生活をと思って、去年はワクチン接種を一生懸命やってきた」と振り返った。

 マスクをしなくてもいい日はいつ来るのか。「多くの人にワクチンの3回目を打ってもらい、重症化を防ぐ飲み薬が日本全国の病院に行き届いて、なるべく早く検査で陽性の人が分かるという状況が整えば、コロナはそんなに怖い病気じゃないよねと言えるようになると思う。マスクを外して生活ができる状況に早くしたい」と条件を指摘した。