井ノ原快彦:池井戸潤作品に初出演&主演 10月スタート「連続ドラマW シャイロックの子供たち」

「連続ドラマW シャイロックの子供たち」に主演する井ノ原快彦さん
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「連続ドラマW シャイロックの子供たち」に主演する井ノ原快彦さん

 俳優の井ノ原快彦さんが、10月にWOWOWで放送・配信が始まる「連続ドラマW シャイロックの子供たち」に主演することが5月23日、明らかになった。2006年に発表された池井戸潤さんの同名小説(文藝春秋)が原作で、井ノ原さんが池井戸作品に出演するのは初めて。WOWOWの「連続ドラマW」への出演も初となる。

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 「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲「ヴェニスの商人」に登場する強欲な金貸しを指す。ドラマは、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸せと難しさを描く群像劇となる。井ノ原さんは、出世街道を外れたが、部下からの信頼が厚い銀行員・西木雅博を演じる。監督は鈴木浩介さん、脚本は前川洋一さん。

 ある日、西木が勤める銀行の支店で現金100万円の紛失事件が発生。部下の女性行員が犯人として疑われ、西木はひそかに真犯人を追う。しかし、その西木が突然、失踪してしまう……というストーリー。

 井ノ原さんは「以前から、池井戸潤さんの作品に興味を抱いておりましたので、非常にテンションが上がっております。また、池井戸さんの作品に主演することの重みを感じております」と語っている。

 池井戸さんは「『シャイロックの子供たち』は、私の作品中、もっとも映像化が難しいだろう一冊です。難役である西木をどう演じるのか、今から楽しみでなりません」とコメントを寄せた。

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