社会学者で作家の古市憲寿氏が23日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、米バイデン大統領が22日、訪韓中に記者団から北朝鮮の金正恩総書記へのメッセージを聞かれ「ハロー、ピリオド(こんちには、以上だ)」とだけ語ったことに、健康不安説を唱えた。

 古市氏は「北朝鮮にある種、メッセージを送らないという皮肉でもあり、断固としたメッセージだなとは思ったんですが、ただ、バイデン大統領はかねて健康不安説がささやかれてますので、映像だけ見ると心配にもなっちゃう。果たして考えて言ったのか、それとも言葉が出てこなかったのか、どっちかわからない映像だとも思いましたね」と分析した。

 番組MCの俳優・谷原章介は「確かに『ピリオド』まで間がありましたね。その間をどうとらえるのか」と同調した。

 バイデン氏はこのほか、北朝鮮が核実験を行う可能性について「私たちは北朝鮮が行うすべてに備えている。核実験についても心配はしていない」とも語った。