ハリウッド俳優のトム・クルーズ(59)、映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー(78)が23日、東京・港区の東京ミッドタウンホールAで行われた映画「トップガン マーヴェリック」(5月27日公開)来日記者会見に出席した。

 トムの出世作「トップガン」から36年の時を経て、最新作「トップガン マーヴェリック」がついに日本公開の時を迎える。トムが演じるのは、アメリカエリートパイロットチームの史上最高のパイロットのマーヴェリック役。常識破りな性格で組織から追いやられていたが、世界の〝かつてない危機〟を回避するために再び、トップガンに戻ってきた。

 約4年ぶりの来日となるトムは「とても興奮しています。時が経ち、ここに来ることができてとても感慨深いです」と笑顔を見せる。ブラッカイマーは「この作品を携えて、トムと一緒に来日できた、彼はビッグスターです。本当にうれしく思います」とあいさつした。 続編制作の決め手について聞かれると「すべてはファンのためです。何十年も求められていましたが、まだ私には準備ができていませんでした。すべての〝正しい要素〟が整ったために作る事ができました。本当にFー18戦闘機の中にいるような感覚を味わっていただけると思います」と明かした。

 撮影では米軍協力で本物の戦闘機「Fー18(ホーネット)」を実際に飛ばして、コクピットの中に複数のカメラを設置して撮影するなど、徹底的にリアルにこだわっている。