演歌歌手中村美律子(71)が24日、東京・浅草の老舗レコード店「音のヨーロー堂」で、新曲「銀の雨」の発売記念イベントを行った。

5年前に同所でキャンペーンをした際は土砂降りだった。「人力車に乗ったけどビニールの袋に囲まれていて、それがすごくトラウマだった。でも今日はすごく晴れていて良かった」と笑顔を見せた。

曲タイトルは「銀の雨」だが「『雨』というよりは晴れ晴れとした夫婦愛の曲です。歌っていて幸せを感じますし、ぜひ皆さんにも幸せを感じてほしい」。そして「幸せを味わっていただくためには、早いこと買うて歌詞を覚えて歌ってねという心境です」とジョーク交じりにアピールした。

この日は、ファン20人限定でミニライブと撮影会を実施。その様子をネット配信し、力強い熱唱を世界の隅々にまで届けた。「久々のキャンペーンで妙にウキウキしています。そして世界中に配信しているなんてすごいことやなと思う」。

8月25日のデビュー記念日には大阪・新歌舞伎座でコンサートを予定。昨年の同日は東京・中野サンプラザで35周年記念公演を予定していたがコロナ禍で延期を余儀なくされた。「37年目のスタートを故郷の大阪でスタートできる。いつもエンディング曲は『河内おとこ節』だけど、今回は他の曲にします。曲目は…内緒です」と記念日ライブのサプライズを予告していた。