残留を表明したフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(23)を、退団が確実視されていたスペイン1部レアル・マドリードのDFダニエル・カルバハルが批判した。

 いったんRマドリードへの入団で合意しながらドタキャンしてPSGへの残留を表明したことで、大きな波紋を呼んでいるエムバペ。この電撃残留劇について、ついにRマドリードの選手が怒りの声を上げた。

 スペインの放送局「テレマドリード」は、カルバハルの見解を報道。「エムバペ? 彼の決定は私たちを驚かせた。世界最高のクラブはRマドリードであり、マドリードがあなたのドアをノックしてきたら、ほとんどの人はノーと言うことはない」と名門が再三にわたって熱心に獲得を望みながら拒否したことを批判した。

 そして「一度だけ来て去っていく列車というものがある。それは一度しか走らない列車だ」と続けた。つまり、今回のチャンスを逃したら再びRマドリードに入団することはできないと〝警告〟したのだ。

 Rマドリードが散々振り回されたことで、エムバペの残留劇にはイレブンも不満が募っているようだ。