吉本新喜劇GMの間寛平(72)が25日、大阪市の吉本興業本社で第四回定例会見に登場。座員のタックルながい。(48)を叱咤激励した。

 若手育成に力を注いでいる寛平は毎回、定例会見で若手座員にネタ見せをさせている。

 冒頭のバレリーナ芸人・松浦景子(28)に続いて登場したのが、ながい。だ。

 寛平の提案で、2016年に亡くなった島木譲二さんの〝弟分〟として活動を始めたながい。は、「アニキ譲りのパチパチパンチや」と島木さんの代名詞・大阪名物パチパチパンチを披露。寛平から「(島木さんより)動きが遅いわ~」などとあおられるがままに、ポコポコヘッド、カンカンヘッドといったネタを次々と繰り出し、頭や胸が真っ赤っかになった。

 島木さんの夫人からは「ぜひ、やって」とネタの継承を快諾してもらっている。島木さんが愛用していた灰皿も常に持ち歩いているという。

 先日の公演では、島木さんの舞台衣装で出演し、観客から「島木さんて亡くなったんちゃうん?」とざわつかせるほど体形はそっくりだが、ながい。は「島木兄さんは舞台袖に引き上げてきたら『ハーハー』言ってたけど、こんなにハードとは思わなかった」と島木さんの芸人魂に驚嘆。寛平も「声はまだまだ(似てない)」とさらなる〝ジョージ化〟を期待していた。