休載中の人気漫画「HUNTER×HUNTER」の作者・冨樫義博氏が24日にツイッターを開設し、大きなにぎわいを見せる一方で、ある男性のチャレンジが注目を集めた。

 集英社「週刊少年ジャンプ」で連載しているHUNTER×HUNTERはもともと休載が多いことで知られており、現在も2018年から長期休載中。そのため冨樫氏のツイッター開設は、連載再開への第一歩ではないかと臆測を呼んだ。

 本人なのかと疑いの声も出ていたが、「ワンパンマン」の作者・村田雄介氏が「ご本人とのことでした」とツイート。本人と分かるとフォロワーは激増、制作風景とみられる写真を2枚ツイートしたのみだが、25日午後9時時点で156万人を突破した。

 今回の騒動で注目されたのがユーチューバー・樽江突撃氏だ。同氏は2020年1月16日から「ハンターハンター連載再開まで一日一万回感謝の正拳突き」という配信をスタート。当初は同作のキャラクターにちなみ「1万回」にしたが、その後は「一日1000回」に減らして継続。その日数は860日を数えている。

 そんな樽江氏は25日、冨樫氏のツイッター開設を機に「ハンターハンター連載再開まで一日一万回感謝の正拳突き」の生配信を実施。無言で正拳突きを繰り返すこと10時間40分。〝祝福の正拳突き1万回〟を達成した。

 樽江氏の挑戦はネット上で話題を呼び、スタート当初、数百人程度だった視聴者は終了時には3000人を突破。投げ銭は1万円を超えるものもあり、海外からもちらほら…。コメント欄には「すげぇ!」「冨樫先生に届け」「お疲れ様!」と多くの応援、祝福の声が寄せられていた。