元プロ野球選手の清原和博氏(54)が25日、CBCテレビで放送された中日―西武の実況解説を元中日監督の山田久志氏(73)とともに務め、試合後、PL学園の2学年後輩である中日・立浪和義監督(52)にインタビューを行った。

 中日は1―2で接戦を落とし泥沼の7連敗。清原氏は「連敗という苦しい経験を将来に生かせるように明日からも一打席一球、その勝負にこだわってほしい」と呼びかけた。

 これを受けて立浪監督は「(先発の高橋宏は)6回2失点だと決してこれは投手の責任ではないですから。何だかんだと中軸がビシエドあたりがもう少し状態を上げてくれないともう本当に何ともならないですね」とこぼしつつも「また次、打線の援護で勝たせてあげられるように頑張っていきたい」と前を向いた。

 借金は今季ワーストの6に膨らんでしまった指揮官は「こういう状況になってますけども、我々含めて常に前を向いて、残り試合はたくさんありますし、この連敗した悔しさを必ず取り返していけるように頑張っていきます」ときっぱり。

 その上で「今日はこういう試合で解説していただいて申し訳ないなという気持ちはあるんですけども、またしっかりと必ずチームを変えていきますんでよろしくお願いします」と謝罪した上で巻き返しを誓った。

 さらに同じPL学園出身で球界最年長の福留がここまで今季25打席無安打と不振にあえいでいることを心配する清原氏に対し、立浪監督は「(ちゃんと)やってます! ヒットは出てないですけど、練習からしっかりやってます。本人が一番、ヒットが出てないですから、日々重たい日を過ごしていると思うんですけども、こっちも期待して出してますし、若い選手にもいろいろアドバイスくれたりね、いい影響も与えてくれてますので」と説明した。