テレビ朝日系の連続ドラマ「警視庁・捜査一課長　season6」（木曜午後8時）の主演内藤剛志が、27日に迎える67歳の誕生日をこのほど、出演者らから祝福された。

ヒラ刑事からはい上がった“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一（内藤）と捜査員たちの熱き奮闘を描く人気シリーズ。

撮影の合間、捜査一課長室のセットに戻った内藤を待ち受けていたのは、サプライズの準備をしていたレギュラーキャストやスタッフたち。斉藤由貴が大きな花束を手渡し「お誕生日ぃー」と声をかけたのを合図に、鈴木裕樹、飯島寛騎、陽月華、菊池隆志、ナイツ塙宣之、金田明夫らが「おめでとうございまーす」と一斉にクラッカーを鳴らして祝福した。

続いて、金田から「season6」のポスタービジュアルを再現した似顔絵アイシングクッキーデコレーションが贈呈された。内藤は「うわぁ、これはスゴイ」と感激。「（27日で）67歳。こうして現場で楽しい毎日を過ごせることが何よりも最高。とてもうれしく思っています」と、感謝の思いを語った。

その後、スピーチを求められた内藤は、91歳になる母のエピソードを披露した。「実は、母が僕を妊娠中、大きな病気があることが分かって手術をしなければならなくなったんです。でも全身麻酔をかけると胎児もあきらめなくてはならず、局所麻酔のみで手術に挑み、その数カ月後に僕が生まれました。もしあのとき、母があきらめて選択を変えていたら僕はいない…。誕生日はうれしい日ですが、母に対する感謝の日だとも思っています」。そして「この命を大切にこれからも頑張ります。ありがとうございました！」と締めくくった。

26日の放送は第7話。女性社長殺害事件をめぐる事件を捜査する。