内藤剛志主演のテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長 season6」(木曜午後8時)の第7話が26日に放送され、平均世帯視聴率が10・6%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。

警視庁の花形部署・捜査一課を舞台に、400人以上の精鋭刑事を統率するたたき上げの一課長・大岩純一(内藤)の熱き奮闘を描くミステリードラマ。

第7話では…。

“裸の王様”の遺体が見つかった-。そんな奇妙な一報を受けた大岩課長(内藤)は、現場の公園に臨場する。

殺されていたのは、広告会社社長の川瀬珠代(秋本奈緒美)。第一発見者でもある秘書の波岡英明(春海四方)によると、珠代は社内で“裸の王様”と陰口をたたかれていたという。

4年前、病に倒れた夫から社長を引き継いだ珠代は着任早々、会社を改革すると言い出し、それからはやりたい放題。逆らう者は退社か左遷に追い込まれるため、役員の山堀甲介(酒井敏也)、谷水潤(小林健)をはじめ社内の誰もが珠代の意向を忖度(そんたく)するように。ほとんどの社員は珠代のことをよく思っていなかった。

遺体のそばには「王様は裸だ」と記されたしおりが落ちており、それを見た大岩は胸騒ぎを覚える。しおりの裏にドライフラワーの押し花があしらわれていたが、妻の小春(床嶋佳子)が同様のしおりを手作りしていたからだ。