話題の映画「シン・ウルトラマン」主演の斎藤工が27日、NHK「あさイチ」に出演。同作の撮影裏話で、MCの博多華丸に感謝された。

 同映画で「防災庁 禍威獣(カイジュウ)特設対策室専従班」の作戦立案担当官にして、ウルトラマンへの変身も行う神永を演じる斎藤。変身シーンを含め、スマホを使った撮影が取り入れられたことが番組で紹介された。

 斎藤は「『シン・ゴジラ』の時もスマホの撮影があったんですけれど、画質が多少違っても、それも現代的なので、劇場でも劇場でもそんなに気にならないというのがあります」と語った。

 斎藤やバディー役の同専従班分析官・浅見を演じた長澤まさみも、スマホを持って撮影。「ここにカメラがあったら一番芝居を撮れる」状況で撮影できたことで、臨場感を高める効果が生じたことを斎藤は示唆した。

「撮る方はお芝居しながら撮影もするということで大変だったと思うんですけれど、そつなくこなされていましたね、長澤さん」

 そう語った斎藤に、華丸は「おかげで、ムチャクチャ長澤さんを近くで感じましたね」。相方でMCの博多大吉にも「感じたよね」と水を向け、同意されると「おかげさまで、ありがとうございます(笑い)」。鈴木奈穂子アナウンサーは「そういうことだったんですね」と華丸の〝視点〟に感心した様子だった。