幕張が大変な騒ぎだ。フィギュアスケートのソチ&平昌五輪金メダルで元世界王者の羽生結弦(27=ANA)が27日、アイスショー「ファンタジー・オン・アイス」(千葉・幕張)に登場。すぐ隣のZOZOマリンではプロ野球・ロッテの〝完全男〟佐々木朗希投手(20)が登板とあって、海浜幕張駅は異様な熱気に包まれている。

 この日、フィギュア界のスーパースター・羽生は北京五輪以来となる氷上の演技に臨む。進退が注目される中、久々の勇姿を心待ちにするファンはチケットを手に熱狂。海浜幕張駅では羽生のグッズ販売が臨時で行われ、ファンが群がっていた。

 一方、ロッテファンも負けてはいない。佐々木朗の快投を一目見ようと駅周辺にはユニホーム姿のファンが大勢。駅前からスタジアムまでの道のりでは再び完全試合に期待する朗希ファンがヒートアップしていた。

 アイスショー会場の幕張イベントホールとZOZOマリンは目と鼻の先。同時間帯に〝スープの冷めない距離〟で2人のスーパースターが躍動することとなる。