ユアン・マクレガー、『オビ=ワン・ケノービ』は「一本の長い映画を撮っているようだった」

いよいよ本日5月27日(金)より、スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』その後の物語を描くオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』がDisney+(ディズニープラス)にて配信開始。通常のドラマシリーズでは異例の“一人の監督が全話を担当”する手法で製作された本作だが、オビ=ワン・ケノービ役兼製作総指揮を務めたユアン・マクレガーが撮影の裏話を明かしている。

ユアンが明かす、製作上の“異例のアプローチ”とは

『オビ=ワン・ケノービ』の監督を務めるのは、『スター・ウォーズ』ファンの間で熱い支持を集めるドラマシリーズ『マンダロリアン』にも監督として参加したデボラ・チョウ。ユアンが「『スター・ウォーズ』について何か分からないことがあれば、デボラに聞くとなんでも教えてくれる」と語るほどの幅広い知識を持つ、自他ともに認める“スター・ウォーズオタク”だ。

通常本作のようなドラマシリーズの場合、複数人の監督がそれぞれのエピソードを担当し、それらをまとめるショーランナーという存在がいる。しかし本作では少し違ったようで、ユアンは以下のように“異例のアプローチ”について明かしている。

「今回は通常のドラマシリーズとは違い、最初から最後までデボラが監督をしたんだ。彼女はさらに編集などのポストプロダクションにも携わっている。これだけ大掛かりなドラマシリーズの全エピソードを一人で監督するというのは珍しいけど、素晴らしい作品になったよ」

ユアンはさらに、「『スター・ウォーズ』の世界についてとても深い知識を持っているデボラが全話通して監督をしたことで、彼女のビジョンが貫かれた統一感のある仕上がりになった。実際、僕たちは製作期間中ずっと一本の長い映画を撮っているように感じていたし、ドラマシリーズでありながら、たまたま複数話に分割されただけの一本の長い映画でもあると思っているんだ」と続け、ドラマシリーズでありながらまるで映画のような見ごたえのある本作に自信を見せた。

本作でオビ=ワンは、ダース・ベイダー率いる帝国軍のジェダイ狩りから身を潜めながら幼きルーク・スカイウォーカーを見守っている。ダークサイドに堕ちたアナキンを止められなかった罪悪感と、ジェダイの敗北という大きな悲しみを抱え失意のどん底にいるオビ=ワンは如何にして立ち上がるのか。知られざる物語への期待は高まるばかりだ。

『オビ=ワン・ケノービ』初回2話は、本日5月27日(金)16時よりディズニープラスにて独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『オビ=ワン・ケノービ』(C)2022 Lucasfilm Ltd.