日本野球機構(NPB)コミッショナーを務めた熊崎勝彦氏が、今月13日に心不全のため亡くなった。80歳だった。

 NPBコミッショナー特別顧問を務めるソフトバンク・王貞治球団会長(82)は、球団を通じて「コミッショナー顧問として見事に仲介の労をとっていただき、その後コミッショナーとしても大変素晴らしい功績を残されました。検察官という厳しい仕事ながら優しいお人柄で、会う人の気持ちを和ませてくれました。前回お会いした時はまだまだお元気でゴルフの話もしましたが、突然のことで驚いています。思い通りの人生だったと思います。ご冥福を心よりお祈りします」と生前の交流を懐かしみながら、追悼コメントを寄せた。