イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネ(30)が、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと合意間近とフランス紙「レキップ」が報じた。

 来年6月で契約の切れるマネは、かねてBミュンヘンなどの移籍を報じられていたが、レアル・マドリード(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝(28日=日本時間29日)を控えて「残るにせよ、残らないにせよ、CLが終わってから言うつもりだ」と話していた。

 水面下で行われていた交渉で、リバプールは、契約を1年残すマネが来夏にフリー移籍するより、移籍金を受け取って今夏にする方を選択した模様だ。移籍金は主力として活躍してきた選手としては割安の3000万ユーロ(約41億円)になるという。

 同じく来夏で契約の切れるエジプト代表FWモハメド・サラーは、契約延長の合意はしていない一方で来季もリバプールでプレーする意向を示しているが、チームの攻撃を引っ張ってきたFWロベルト・フィルミーノを含めた〝最強3トップ〟は、解体されることになりそうだ。