フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、古巣であるスペイン1部バルセロナのジョアン・ラポルタ会長の発言に辟易している。

 スペインメディア「カデナ・セール」によると、メッシの代理人で父のホルヘ・メッシ氏は数か月前、ラポルタ会長に昨季まで在籍したアルゼンチン人スター選手に関する発言をしないように求めたという。しかし、つい最近も、その〝お願い〟が無視されてしまっただけに、本人を含めた関係者も困惑しているとのことだ。

 同会長はスペインメディア「レスポルティウ」に「PSGのようなクラブと契約した選手たちは、金のために契約した。メッシもそうだ。これらの選手がいつかバルセロナに戻るなら、フリーになる必要がある。たとえ資金があったとしても我々は、獲得することはないだろう」と語った。

 昨夏に2年契約でPSGしたため、今夏は動かないということになるが、会長が発言を続ける限り、2023年夏の復帰にも支障をきたすかもしれない。