タレントの岡田結実(22)が28日、NHK総合(サブチャンネル)で放送された「プロ野球交流戦 オリックス-中日」(午後2時)で実況席から“初解説”に挑んだ。

岡田はこの日の試合前の始球式も担当。捕手のミットから大きく外れた映像が流れると「練習したのですが、うまくいきませんでした。恥ずかしい」と苦笑した。父でお笑いコンビ岡田圭右(53)が熱狂的なオリックスファンで、結実も幼いころからチームの応援に球場を訪れたという。この日、実況席には大ファンだという、T岡田の背番号55がプリントされたジャージーを着用して座った。

初回2死一塁、オリックス山本由伸投手が、中日4番のビシエドを外角高めのカーブで見逃し三振に仕留めると「すごい!球筋がキレイですね」と目の肥えた解説で実況席を驚かせた。実況担当のNHK伊藤慶太アナウンサー(50)は「球筋ですか?」と岡田の鋭い指摘に驚嘆。中継ではさまざまな角度から山本投手のカーブのキレを映像で検証したスロー映像も流れ、岡田は「見る角度でまったく野球の見方が変わってきますね」と続けた。

さらに3回1死から中日岡林が三塁打を放った際の走塁についても岡田は持論を展開。「いけると思ったときに迷うことなく一気に三塁まで向かいました。少しでも迷ったらミスになりますからね」と円滑でわかりやすい解説を続けた。

さらに「自分と同じ世代の選手が頑張っていると励みになります」と、父の影響か、野球女子らしいコメントを連発した。

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