お笑いコンビ、ジョイマンが28日、東京・町田モディで、高木晋哉（41）の著書「ここにいるよ　ジョイマン・高木のツイート日記」のサイン会を行った。

8年前に”サイン会0人事件”が起きた同所で行ったリベンジサイン会には、整理券の上限となる100人が訪れ、”リベンジ”に成功した。

事件が起きたのは2014年8月3日。当時、ジョイマンの2人がぼうぜんと前を見つめる画像とともに、サイン会にファンが誰も訪れなかった高木のツイートが拡散され、”サイン会0人事件”として認知された。

この日は、高木の著書イベントに絡めて、「リベンジサイン会」を実施。イベント前に、各局の情報番組クルーなど、約30人の報道陣の取材に応じた池谷和志（41）は「この囲み取材のカメラの数にビックリ。（目標だった）77人全員いると思います」。高木は「こんなに大ごとになると思っていなかった。ばれないくらいでやろうと思っていた。みなさんありがとうございます。絶対に成功して帰りたいと思います。ありがと～オリゴ糖～」とギャグを交えて意気込んでいた。

サイン会実施を発表すると、反響があった一方で、懸念も生まれたという。高木は「ジョイマンのファンであればあるほど、0人の方がジョイマンにとっていいんじゃないか、おいしいんじゃないかってみんな考えすぎちゃって。こっちは純粋に来てほしいんですけど」。池谷も「ふたを開けてみないとわからない」と不安顔をのぞかせていた。

午後3時半にイベントがスタートし、楽屋から2人が出てくると、整理券をもったファンの長蛇の列ができており、大きな拍手がわいた。2人は「え、いるよね？」「そうですよね？」とつぶやきながら、ファンの存在を確認。ガッツポーズで歓喜した。

コメントを求められた高木は「いやー本当に8年間の思いが…。ドア開ける前までは緊張してピリピリしてどうなるんだろうって。、多分想像ですけど、M－1（グランプリ）の決勝の前ってこういう感じなのかな」とボケつつ「ありがと～オリゴ糖～お客さんがいて、うれしい～キョンシ～」とギャグを交えて喜んだ。