タレントの上沼恵美子が28日、読売テレビの大型音楽番組「カミオト―上方音祭―」に出演。歌手・天童よしみとの〝因縁〟を語った。

 上沼は子どものころ出演した「日清ちびっこのどじまん」(フジテレビ系)の写真を披露。15回大会のチャンピオンが天童、16回大会のチャンピオンが上沼だったが「初めて収録にきた大阪で、2本撮りやったわけです。2本撮りでよしみちゃんと別れたから、私はチャンピオンもらえた」という。

 続けて東京で行われた同番組グランドチャンピオン大会の写真も披露。中心でトロフィーを持つ天童に、横で拍手を送る自身のショットに「これ本当に悔しくて、実は。天童さんが獲るのは分かってたんよ。抜きん出てたから。分かってたんやけど…」と心中を吐露した。

 さらに上沼は「くす玉が割れて、よしみちゃんが『ありがとうございます』言うて、トロフィーもらってから、私ら敗者は後ろの方で拍手するわけです。子どもやけど悔しくて悔しくて…。分かってたことやけど、ツカツカっと寄って行って首絞めたろ思ったんです」と鬼の形相でカメラを睨みつけた。

 これにはMCの海原やすよ・ともこも「怖っ!」と声をそろえたが、上沼は「ところが、首は絞めなかったんです。よしみちゃんに首がなかった」とオチをつけた。

 また、その後もブレーク前の天童と空港や駅でよく遭遇したそうで、そのたびに出産祝いとして1万円をもらったという。「合計5万円ぐらいもらった」とジョークを飛ばした上沼は「彼女が初めての紅白歌合戦に出られた時は、私は与論島で年を越してた。うれしくて泣きました」と振り返っていた。