ボートレース宮島のSG「第49回ボートレースオールスター」は28日、10Rから12Rで準優勝戦が行われた。10Rは地元若手の村松修二、11Rは白井英治と1号艇が逃げ切ったが、12Rでは予選トップ通過の磯部誠(31=愛知)が敗れる波乱。29日12Rに行われる優勝戦の1号艇は白井の手に渡った。

 あと2回、逃げればSGに届くはずだった。準優12R、磯部はコンマ13のSを決めたが、無情にもスリットは中ヘコミ隊形。カドからコンマ08のトップスタートを決めた原田幸哉の仕掛けに抵抗し切れず、5着に敗れた。

 初のSGタイトルに手が届きそうで届かなかった。レース後は「やれることをやって、このエンジンの力を引き出せたと思う。その結果だから悔いはないです。キャブレター替えて、ピット離れもすごく良くなってました」とサバサバした表情で振り返っていた。